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ビーバー

ビーバー(beaver)とは、齧歯目(げっしもく)ビーバー科で、日本では海(かいり)ともよばれ、ダムを作ることでも有名な動物として知られている。生息地は主にアラスカ、カナダ、アメリカなどの北米である。カナダのケベック州やハドソン湾周辺、ラブラドル地方の野生物が最上とされ、カナダにとっては開拓以来の主要な貿易品目であり、国の紋章としても使われている。米国西部のものは、「ブランケット」として知られている大きな種類で、普通、生皮の状態で、長さが160cmまである。毛足は長く、刺し毛には光沢がありやや堅いが、柔らかめの綿毛が密生しているため、抜き毛刈り毛染色して活用されることの多い、上質な素材である。綿毛の色は背面で濃茶、側腹にかけて明るい色がかったベージュ。カナダ産は黒褐色から白色、ほとんど色まであるが、どの種類もみをおびた毛は望ましくない。一般にビーバーを殺すことは厳しく法律で規制されていて、カナダやアメリカでは飼育したものを、生態系のバランスを保つために新たに放出している。綿毛は最高のフェルトになる。革の利用としては、堅くて平たい尻尾がビーバー・テイルと称して少量出回っている。

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